「ねえねえ、ちょっと相談があるんだけど」
夕食後、子どもたちが部屋で遊んでいる隙に、私は夫に声をかけた。
「なに?また何か買いたいとか?」
「まあ、そうなんだけど。上の子、スマイルゼミやってるじゃん。あれ、下の子にも始めさせようかなって思ってて」
「あー、確かに。下の子も来年小学生だもんな。でも、2人分ってことは結構お金かかるんじゃないの?」
夫の顔が少し曇る。わかってた、この反応。
「そうなんだよね。実はさ、冬休み前に始めると、長期休みに学習習慣つけられるかなって思って。今がちょうどいいタイミングかなって」
「冬休みねえ。確かに、あの時期って外寒いし、家でダラダラしがちだもんな。で、いくらかかるの?」
「それが、兄弟割引ってないんだよね」
「え、ないの?2人目割引とかありそうなのに」
「私もそう思ったんだけど、ないの。タブレット代も月額料金も、全部2人分かかる」
夫が深いため息をつく。
「タブレット代って、確か1万円くらいだっけ?」
「そう、10,978円。2人分だと2万超える」
「うわー。で、月額は?」
「上の子が小3で月4,510円、下の子が小1になったら月3,278円。合わせて月8千円弱くらい」
「8千円!年間だと10万近くになるじゃん」
「うん、初年度はタブレット代も入れると10万超えちゃう」
しばらく沈黙が続く。私も黙って夫の反応を待った。
「でもさ、塾と比べたらどうなの?」
お、食いついてきた。
「近所の学習塾、小学生でも1人月1万円は軽くかかるよね。2人だと月2万円。スマイルゼミなら月8千円弱で済むし、送り迎えもいらない」
「確かに。冬の送り迎えって寒いし大変だもんな。雪降ったら車出すのも面倒だし」
「でしょ?それに、冬休みの講習とかも別料金取られないし」
「まあ、それはメリットだな。でも本当に2人とも続けられるの?上の子は続いてるけど、下の子はどうかな」
「それがね、実は最近気づいたことがあって」
「なに?」
「上の子がスマイルゼミやってると、下の子が自然と『私もやるー!』って言うんだよ。一緒にやりたがるの」
「へー、そうなんだ」
「うん。夕方6時くらいになると、上の子が『スマイルゼミやろっかな』ってタブレット開くでしょ。そしたら下の子も『お姉ちゃんやってる!』って机に向かうの。私が『勉強しなさい』なんて一言も言ってないのに」
「それは楽だな」
夫の表情が少し和らいできた。
「でしょ?特に冬休みって、午前中から家でゴロゴロしがちじゃん。でも2人でスマイルゼミタイムを作れば、午前中に勉強してくれるかなって」
「まあ、長期休みの生活リズム保つのには良さそうだな」
「あとね、みまもるネットっていう保護者用のアプリがあるんだけど、そこで2人の学習状況が見られるの。そしたら子どもたち、勝手に競い合うんだって」
「競い合う?」
「そう。『お姉ちゃん今日7個もやってる!ずるい!』『ずるくないし、早起きしたもん』『じゃあ私も明日早起きする!』みたいな感じ」
夫が笑った。
「それ、うちの子たちがやりそうだわ」
「でしょ?親が何も言わなくても、お互いに良い刺激になるんだよね」
「確かに、それはいいかも。俺が『勉強しろ』って言うと嫌がるけど、兄弟同士なら自然だもんな」
「そうそう。あとね、上の子が下の子に教えてあげたりもできるじゃん。『ここはね、こうやって解くんだよ』って」
「お姉ちゃんらしくなるな、それは」
「でしょ?下の子も、私たちに聞くより兄弟に聞く方が気楽みたいだし」
「まあ、親に聞くと『なんでこんなのわかんないの』って言われそうだもんな」
「言わないよ!」
私は思わず笑ってしまった。
「でも、タブレット2台あって取り合いとかにならないの?」
「それは大丈夫。一人一台だから。むしろ『これ私の!』って自分専用なのが嬉しいみたい」
「充電とかは?」
「充電器も2つ必要だから、リビングの棚に充電コーナー作ろうかなって思ってる」
「ふーん。他に何か困ることない?」
「あー、下の子が『お姉ちゃんと同じ問題やりたい!』って言い出すかもしれないって話は聞いた」
「できないの?」
「学年ごとのカリキュラムだから、他の学年の内容はできないんだって。でも『3年生になったらできるよ』って言えば大丈夫かな」
「まあ、それくらいなら問題ないか」
夫が少し考え込んでいる。
「申し込みってどうやるの?」
「兄弟分それぞれ個別に申し込む必要があるって。まとめてのプランはないみたい」
「めんどくさいな」
「まあね。でも、いきなり申し込むより、資料請求してからの方がいいらしいよ。入会特典でタブレットカバーとかもらえることがあるし」
「へー。年末年始ってキャンペーンとかやってそうだな」
「そうなの!だから今がチャンスかなって」
夫がまた少し黙り込む。私は続けた。
「あのさ、私たち共働きじゃん。平日は宿題見るのも精一杯でしょ」
「まあな。帰ってきたらご飯作って、風呂入れて、寝かせるだけで精一杯だもんな」
「スマイルゼミは自動で丸つけしてくれるから、親がつきっきりじゃなくても一人で進められるんだよ。これってめっちゃ助かると思わない?」
「確かに。俺、算数とか教えられる自信ないし」
「でしょ?冬休みって、普段より時間あるから『今年は勉強習慣つけさせよう!』って思うけど、親が毎日ドリル用意して丸つけするの大変じゃん」
「想像しただけで無理だわ」
「それがタブレット一台でできちゃう。しかも兄弟がいると、お互いに良い刺激になって勝手に頑張ってくれる」
「親の負担が減るのは大きいな」
夫の表情がだいぶ前向きになってきた。
「冬休みって、お正月あるからダラダラモードになりがちでしょ。でも学習習慣がついてれば、新学期もスムーズにスタートできそうじゃない?」
「まあ、それはそうだな」
「2週間のお試し期間もあるから、冬休み前に試してみて、合わなかったら返品もできるし」
「お試しできるなら、とりあえずやってみてもいいかもな」
「本当?じゃあ、まず資料請求してみる?」
「うん、してみたら。子どもたちにも見せて、やりたいか聞いてみようよ」
「やった!ありがとう!」
「でも、ちゃんと続けるんだぞ。すぐ飽きたとか言われたら困るからな」
「大丈夫だよ。兄弟で一緒なら続くと思う。お互いにサボれないし」
「そうだといいけどな」
「あのね、年間10万って聞くと高く感じるけど、2人の学習習慣と新学期への準備って考えたら、そんなに高くないと思わない?」
「まあな。塾2人分よりは全然安いし。送り迎えの手間とか考えたら、コスパはいいかもな」
「でしょ?それに、雪の日も雨の日も家でできるし。インフルエンザとかコロナとかの心配もないし」
「確かに。集団塾だと病気もらってきそうだもんな」
「そうそう!だから、総合的に考えたらアリだと思うんだよね」
夫が笑顔になった。
「わかった、わかった。お前がそこまで言うなら、やってみようよ。子どもたちが喜ぶ顔見られそうだし」
「本当?やったー!じゃあ明日、資料請求してみる!」
「冬休みが楽しみになってきたな。2人で並んで勉強してる姿、想像すると微笑ましいわ」
「でしょ?『今年の冬休みは違うぞ!』って感じになりそう」
「まあ、頑張ってくれることを期待するよ。俺も応援するから」
「ありがとう!絶対良い選択だと思うよ」
リビングから子どもたちの声が聞こえてくる。「ママー、お茶ちょうだい!」って。
「はいはーい、今行くー!」
私は夫に向かって小声で言った。
「今度、子どもたちにも相談してみるね。きっと喜ぶと思うよ」
「うん。良い冬休みになるといいな」
夫がそう言って、優しく笑ってくれた。スマイルゼミ兄弟で始めるの、楽しみだな。